Vワールド建築指南書 操作と素材編
VRM対応のゲーム、「Vワールド」に最近ドはまりしている
VRMとは比較的最近登場した複数のプラットフォーム上で使える3Dモデルの形式で、1つ持っているだけで複数のゲーム等でそのモデルで活動することが出来ます
VワールドはそのVRMで遊ぶことのできるゲームの1つです。キャラクターに様々なポーズを取らせて撮影したり、フィールド上に家具などを設置して好きな部屋を作ったりといったワールドのカスタマイズが可能です。現在はまだバージョンβで機能も少ないが、いずれはカスタマイズしたワールドの共有やオンラインでの交流にも対応予定となっています。
Vワールド自体の概要は、有名Vチューバーの方々が動画にしていたりとかなり周知されていると思いますが、「ワールドのカスタマイズ」、もっと言うなら家や施設といった「大規模建築」という点に関してはあまりディープな情報が出回っていないご様子。
ここでは、ドージィ流の建築について書き記していきます
※もうVワールドをある程度プレイされている方は、その3 から読んでいただいても結構です
その1 建築モードにしてみよう!
基本画面の右上にある「建築」をクリックすると(Fキーでも可)建築画面になり、右のメニュー画面から建築に使える様々な素材を呼び出すことが出来ます
メニューの素材をクリックし、ワールド上に再度クリックすると素材を置くことが出来ます
今回は、その中のただの「キューブ」を設置して各説明をしていきます(物理と書いてある方は物理演算が働いており、建築には不向きです)
その2 素材を動かしてみる
建築モード中は画面下に「軸」「移動」「スナップ」とアイコンが出ます
中央の「移動」をクリックすると、アイコンが「回転」や「大きさ」に切り変わります
この切り替えにより、設置した素材を動かしたり、変形させることができます
素材上に表示されている3色のガイドをクリックしつつ動かしてみましょう
3つキューブを移動したもの
3つのキューブを回転したもの
3つのキューブの大きさを変えたもの
建築の基本操作はこれだけです、シンプルですね
これにプラスして、左下の複製・削除は必須なので覚えておきましょう
最初から設置されている家に家具を置いたりするだけならここまででバッチリOKです
そこから操作に慣れてみるのがいいでしょう
その3 素材を作ろう
この記事のキモとなる大規模建築講座、ここからが本番です
まずは画像から
これは、先ほどのキューブを平べったく伸ばした物と、長く伸ばしたものです
このように「大きさ」を使用して変形させることで「床」「柱」の形状にすることで、建築に使用できるようにします
例として、次の画像です。左が元の素材、右が大きさで変形した素材です
これは「たたみのクッション」を縦に伸ばすことで、丸太のような形しています
こちらは、「ござ」の幅を縮め、縦に伸ばすことで角材のような形にいしてます
そして、「コーヒーテーブル」を縦に潰すことで模様入りの木の板にしています
このように、大きさを変更し素材の形を変えることで別の素材のように見せることが可能です。
この3つの素材を主に使用して以前作ったアスレチック付き滑り台がこちらです
ござとクッションとテーブルで出来ている様には見えませんね
難しそうに見えるかもしれませんが、各パーツとなる素材を作ったら複製して並べるだけでできている部分も多いです。(手間と時間はかかってますけどね)
おわりに
まずは建築モードに触ってみて、素材を普通に設置してみたり気になるものがあったらをこねくり回してみましょう。
そして何か作りたいものが出来たら、何が必要か・それに似た形や色、形状のものは素材にあるかどうかを見て、形を近づけることが出来ないかを考えてみましょう
発想次第で様々な物が作れますよ!レッツ建築!